御嶽山ビジターセンター案

Visitor Center for the Mt. Ontake

2020(計画)

設計 | 空間構想一級建築士事務所
     Hokamura Design
     Tetsuki Nakakura Design and Experience

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信仰と観光を両立させる拠点

 慰霊と観光、過去と未来、モニュメントとアミューズメント。この場所には、簡単には整理できない、様々な願いが込められていると私たちは考えました。こうした折り重なる願いを抱えながら生きることを大切にした建築を目指します。いのちを守ることと、自然とふれあうことを両立させながら、火山についての本質的な学びの場とします。
 古くから信仰の対象であった御嶽山に対して正対する「祈りの軸」を建築計画の中心としています。建築上部に、「祈りの軸」の展望デッキを設け、駐車場からのアクセスとなると同時に、建築と御嶽山の関係を生み出します。さらに、登山者が訪れやすく、観光客等も山を間近に望める構成とすることで、御嶽山の存在を間近に感じる施設計画とします。
 近年では自然公園の利用形態として、自然とのふれあいを求めるニーズが高まっています。自然公園の玄関口として、人と自然をつなぐ生きた展示を目指します。活火山としての 地形、高山植物、美しい景色を楽しめる自然公園の魅力を、誰でもがわかりやすいアートや情報技術を活用した展示を用いてわかりやすく伝えることで、深く御嶽山の自然を知り、優れた自然の景観地の保護と利用の増進をはかります。

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